施工実績：都内某駅ビル

2023.08.10

昨年夏ごろから携わっていた都内某駅ビルが竣工しました。
とても大きな現場だったため、複数のメーカーの下で作業に入り
様々な場所を手掛けました。

現場写真紹介

このビルのランドマークの煙突と排気塔のパネルの取付をしました。
パネルの製作が間に合わず、工場まで行って組付けをしました。

入口の柱の取付も行いました。
自分たちの仕事がビルの顔になるのは誇らしいですね。

エスカレーターのガラス枠・軒天パネルの施工も行いました。

庇（※屋根のように出っ張っている部分）の取付もしました。

風除室の巾木や幕板の取付も行いました。

職長インタビュー

特に大変だったことは？

最初の乗り込み時から工程は遅れていたが
全体的な工程の遅れが後半に一気に来て作業が重なってしまったこと。
打ち合わせでこの日から作業に入ってほしいと言われてもできないことが多かったこと。

　　よかったことは？　　

内装の7・8階と14階の作業は前の現場から付き合いがある担当と監督がいたため、
作業を進められるように段取りをしてくれたので順調に進められた。
杉野技巧のメンバーも協力会社さんもゼネコンの応援の方も
こころよく協力してくれたおかげで最後まで乗り切れたこと。

進めていく中で困ったことは？

内装・外装・外構全ての監督同士が仲が悪かったため、資材等の置き場がなく
資材移動が多かったり資材を捨てられることがあった。

進めていく中で苦労したことは？

現場の前工程と図面承認の兼ね合いで、終わらせてほしいと言われた作業を終わらせた後に
 次の作業が続かないことがあり、人数等の割り振りや作業調整が大変なことがあった。

図面と現場の状況が全然違うため、どう収めるかを各担当者と話し合いをしたが
答えがもらえず、無駄なロスが多かった。

全体の総括をお願いします！

10年に一度くらいの、今回こそは本当に終わらないんじゃないかと思うような山場の現場ではあったが
ゼネコンさんの用意してくれた協力業者さんや杉野技巧の社員・協力会社さんのおかげで乗り切れた。
工程は本当にぎりぎりで最終的には昼夜作業で進めることになったが、みんなの協力のおかげで
竣工までに引き渡さないといけない所を終わらせることができてよかったと思う。
建築現場の人員不足という要因もあるが、今後はこのような現場がないように
ゼネコン・一次会社も含めて工程管理や受注をしてほしいと思った現場でした。

ありがとうございます！